からくり通信
2005年5月1日 第19号
●電気で動く「秘密箱」が完成!
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このたび研究会は、電気で動く「秘密箱」を完成させました。紙面では動画でお見せできないのが残念ですが、動きは5回の引出付の秘密箱で、自動的に5回で開いて5回で閉まります。一度開いて閉まるまでを一行程とし、ボタンを押してスタートさせるモード、センサーで前を人が通ると動き出すモード、連続運転のモードの切り替えが可能です。夏の展示会に登場予定です。
本来秘密箱は手で動かすもの。「それをなぜ電動で?」と思う方も多いはず。ファンの方からは「電気は使わないのが信条だったのでは?」との声も聞こえてきそうです。まあ、ちょっとやりたかったもので…。いえいえ、これはあくまで展示会用の作品です。夏には展示予定ですが、もっと早くご披露できるかも…?
模様は小寄木や山水画も考えましたが今回はリオグランデという美しい木を採用。サイズは長辺が約45センチ。普段の作品の製作と並行しつつ1年以上にわたって開発を続け、ようやく発表の運びとなりました。 |

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●東京と兵庫で展示会を開きます
★ふるさと情報プラザ「箱(手業)展」(東京)
神奈川県からお声をかけて頂いた展示会で、小物作品の展示で参加します。
5月30日(月)〜6月3日(金)、電話(03−3284−0855)
(財)地域活性化センター、JR有楽町駅近く、
http://homepage3.nifty.com/fjp/
★有馬玩具博物館 からくり展(タイトル未定)(兵庫県)
7月20日(水)〜8月31日(水)
遊びコーナー、ケース内の展示を含め、小物作品約50点を展示予定。
休館日あり。電話(078−903−6971)、
http://www.arima-toys.jp/
★姫路科学館「か・ら・く・り パズル展〜しかけに挑戦〜」(兵庫県)
2005年7月28日(木)〜9月11日(日)
電動秘密箱、からくり版人生ゲーム、小物多数を展示予定。
休館日あり。詳しくはお電話で(0792−67−3001) http://www.city.himeji.hyogo.jp/atom/
●「研究会」のファンクラブがスタート
1月から、「からくり創作研究会」のファンクラブとして「からくりクラブ」がスタートしました(亀井のファンクラブから発展)。その企画として、各職人が会員向けのXmasプレゼントを製作します。もちろん新作です。会員の方に、過去の作風を参考に予め作る職人を選んでもらう仕組みです。職人の中には「自分を選んでもらったのだから」と意気込みや緊張感が生まれています。
●お産店「たなか」で販売開始
研究会の田中のお店にてからくりの展示・販売を始めました。普段からお客さんの感想を知る機会になることも期待しており、少しずつ作品を増やそうと考えています。お立ち寄りの際は、作品の感想や希望など、店主の田中までお聞かせ下さい。場所は国道1号線沿い、小田原から箱根湯本に向かう途中の右側です。
箱根ろくろ細工とおみやげの店「たなか」 電話0460−5−5084
●貯金箱、組木、秘密箱の歴史の資料を翻訳
パズル玩具に詳しい、からくりクラブ会員の高島直昭氏の協力を得て、過去に箱根・小田原で作られ輸出されたパズル(仕掛のある貯金箱、組木、秘密箱など)とその歴史についての報告書「Early
Japanese Export Puzzles 1860s to 1960s(著者Jerry SlocumおよびRik van Grol)」の翻訳を行い、「初期の日本の輸出パズル」という冊子を作りました。恐らくこの地方のパズルでは世界有数の収集家であるJerry
Slocum氏の膨大な収集品を元に、豊富な写真と共に具体的で詳しい報告がなされています。お問い合わせは研究会まで(電話0465-32-3631)。
●アメリカの若いパズル職人を紹介
HPで、研究会の友人でありアメリカの若いパズル作家&職人、ケーゲン・シェーファーさんの紹介を始めました。日本にも彼のファンがおり、更なる活躍が期待されています。彼の作品を見ると、日本のからくりに通じる部分もありつつ、一方で文化の違いか、かなり違った考え方も見え隠れします。研究会にとってもいい刺激になっており、相乗効果でいい作品作りにつなげたいと考えています。
以上 |